ユピテルがドライブレコーダーでリコールを発表しました。DRY-FH200の一部製品でリチウム充電池に起因した発火の恐れがあるようです。公式サイトから製品交換が可能でDRY-ST1000cに変更してもらえるようです。DRY-FH200とDRY-ST1000cの違いをまとめました。
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ドライブレコーダー「DRY-FH200」回収と製品交換について
ドライブレコーダー「DRY-FH200」回収と製品交換について
平素より弊社製品をご愛用賜りまして、誠にありがとうございます。
2012年10月~2013年8月に販売された当社製ドライブレコーダー「DRY-FH200」に搭載のリチウム充電池に起因した発煙・発火に至る可能性がある安全上の問題が判明致しました。
原因は鋭意調査中ではございますが、事故防止に万全を期すため、当該製品の回収ならびに代替品への交換を実施致します。対象のドライブレコーダーをお使いのお客様は、ご使用を中止頂き、下記をご確認の上、交換をお申し込み頂きますようお願い申し上げます。
皆様には多大なご迷惑ならびにご不便、ご心配をお掛け致しますこと深くお詫び申し上げます。記
対象製品のご確認方法
下記の図を参考に製品型番をご覧いただき、対象製品かどうかをご確認ください。
シリアルナンバー(S/No.で始まる8桁の数字)は製品交換のお申し込みの際に必要となります。代替製品のご案内
対象製品をご利用のお客様は弊社製ドライブレコーダー「DRY-ST1000c」へ交換いたします。
出典:https://www.yupiteru.co.jp/corp/important/170904.html
DRY-FH200とDRY-ST1000cの違い
公式サイトの比較画像から変更点を見てみるとかなりの上位モデルに交換してくれることが分かります。DRY-FH200は2012年の機種、DRY-ST1000cは2017年9月の新製品、かつハイグレードモデルです。DRY-FH200はシンプルモデルだったのでお得ですね!
DRY-ST1000で何が変わる?
シンプルモデルからハイグレードモデルになることでいくつか機能がアップグレードされます。
出典:http://www4.yupiteru.co.jp/spec/drive_recorder/?&model1=DRY-ST1000c&model2=DRY-FH200
駐車中も記録
オプション(別売バッテリー、電源ユニット)が必要ですが駐車中も記録することができるので、車上荒らしなどの対策になります。
Gセンサー搭載
Gセンサーは加速度センサーのことで、衝撃検知すると衝撃前後の映像を記録します。普段のドライブ中の記録とは別のフォルダに記録されるので管理する手間がかかりません。また、常時録画との併用も可能です。
HDR搭載
HDRは白飛びや黒つぶれを抑えて映像を見やすくする技術で4Kテレビなどでも搭載されています。
画素数が2倍に
画素数がDRY-FH200では100万画素だったのがDRY-ST1000cでは200万画素に強化されています。
フレームレート
フルハイビジョンで10コマ/秒だったのが27.5コマ/秒に。これで映像が滑らかに記録されます。
ワンタッチ記録
録画中にワンタッチ記録ボタンを押すことで、専用フォルダに記録することができます。後で見返す可能性がありそうな場面で押しておけば後で探さなくて済むのでいいですね。
付属のマイクロSDが2倍に
DRY-FH200は4GBのマイクロSDが付属していました。DRY-ST1000cは8GBと倍の容量のマイクロSDが付属しています。
まとめ
発火問題は心配ですがユピテルも新型の交換という対応をしてくれていますので、お持ちの方はお早めにユピテル公式サイトから連絡されることをおすすめいたします。同等モデルや返金ではなく、最新モデルの上位機種に交換してくれるなんて素晴らしい対応だと思います。